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MaxOne

シングルウェルフォーマットの高密度微小電極アレイシステムMaxOne。MaxOneは起電性細胞の記録と刺激を同時に可能にする非常に高性能な電気生理プラットフォームです。

CMOS (Complementary Metal Oxide Semiconductor = 相補型金属酸化膜半導体)技術を基盤とした、MaxWell Biosystem社の高密度微小電極アレイMaxOneは神経科学や新薬の開発、及び細胞の分析などに応用されます。MaxOneにより先端組織の実験(脳切片、網膜など)及び長期培養実験における高精度のシグナルを観察するだけでなく、ひとつのシステムで最大4つの記録ユニットによって同時に記録することができます。

MaxOne HD-MEA(高密度微小電極アレイ)システムではMEAデバイスの容易でかつ振動のない差し込み、また培養細胞インキュベーター内での操作が可能です。アクセサリは灌流適合性に利用でき、高密度微小電極アレイ表面で正立顕微鏡を使ったサンプル検査も可能となります。すなわち、MaxOneはすべての生体外プレパレーションに応用できる高性能な高密度微小電極アレイです。

特徴

  • 電極数(9.3×5.45 sq-μm, 17.5 μm ピッチ):26,400
  • 低ノイズ読取チャンネル数:1024
  • 刺激チャンネル数:32
  • 大きなセンサー部(3.85×2.10 sq-mm)
  • フレキシブルなアレイの再構成を可能にするスイッチマトリックス技術
  • 非侵襲性、ラベルフリー
  • 高解像度のアクティビティマップ
  • 軸索の活動電位の伝播をトラッキング